
マックのポテト
こんにちは、柊吾です。
実は、僕はお母さんのマック嫌いの影響で(お父さんは好きなんですけれど)あまりマクドナルドに行ったことがありません。
でも好きです。あの悪魔的なポテト、バーガー、セットでドリンクなんてついてきた暁には、思わずにやけてしまうくらい美味しいのです。
恐らく、大半の高校生にはご賛同いただけることかと思います。
そんな高校生にとっては、青天の霹靂レベルのニュースがつい最近、日本中を駆け巡りました。
フライドポテトのL・Mサイズ販売停止
カナダでの水害、コロナウイルスの蔓延が原因だそうですが、高校生からしたら天罰くらいのものなんでしょう。多分。
過去にも、、
実は七年前にもマクドナルドはフライドポテトをSサイズだけにしたことがあります。
この時は、アメリカの西の港で労働者たちがストライキを起こしたのが原因だったそうです。
たかがそれだけで?という声も聞こえてきそうですが、いわゆるサプライチェーン(製品が製造されてから消費されるまでの一連の流れ的な)は一部でも欠けると大きな影響が出てしまいます。
現在の危機
今、食品業界だけでなくほぼ全ての業界でサプライチェーンが正常に動作していません。
原因はやっぱりコロナ。皆、家から出ずに消費するだけで(言い方がメタボっぽい、、、)供給ができません。
需要と供給の間に完全な差が生まれてしまっているのです。
去年3月にはパナマ運河にて台湾の船エヴァー・ギブン号が座礁して、サプライチェーンに大きな影響を及ぼしました。
このときの被害総額は1000億円。たかが6日座礁していただけで、こんなにも影響がでました。
食料システムが否が応でも繋がっていることを感じます。
今、世界中で労働者が不足しています。
それこそ開発が進むAIなどを活用して、労働者不足を補うべきだという考えもあれば、そうすることで労働者の人たちの仕事が無くなってしまうという意見も。
食料供給の安定性に視点を当てた場合と、人々の仕事の提供という役割に視点を当てた場合、解決策が違ってきますね。
このようにして、考えないといけないことがたくさんあって大変です。
今回の件を通して、食料システムの基盤が揺らいだ時の影響力、そして生産から消費までの全ての繋がりというのを感じてもらえたらと思います。

